当院の親知らず治療

当院の副院長は、大学病院の口腔外科で勤務していた際、10年間で4,000症例以上の親知らずの治療に携わりました。その間、親知らずを放置して入院する事態になった方を何人も見てきた経験から、当院でも親知らずの治療に力を入れております。

親知らずに限らず、歯科診療を行う上で大切なのは、より適切な診断を行うことです。当院では難しい状態で生えている親知らずの抜歯も行っていますが、中には当院の設備では扱えないような症状の患者さまもいらっしゃいます。

その場合は状況によって、東京歯科大学附属の市川総合病院、千葉病院、東京にある水道橋病院といった大学病院をご紹介しております。多くの難しい症例を扱ってきた経験から、適切な診断を行っていますので、まずは一度当院にご相談ください。

「親知らず」と聞くと、必ず抜かなければならないと思っている方もいらっしゃるようですが、実はそんなことはありません。親知らず自体がむし歯になっている、他の歯に悪い影響を与えているといったトラブルがなければ、そのままにしていても大丈夫です。

しかし、万が一何かしらの症状が出てきた場合には、放っておいて自然に治るということはありませんので、早めに歯科医院に相談されることをお勧めします。

また、当院の歯科医師は口腔外科にいた経験から、お口の粘膜や舌、口腔がんといった、歯以外の診療も多数経験してまいりました。

お口の中で気になることがありましたら、歯のトラブルでなくてもかまいません。何でもお気軽にご相談ください。

親知らずはお口の中の機能的な面から見た場合、特に必要な歯ではありません。そのため、もし他の部分の歯を失った場合に、その歯の代わりとして移植するという使い方ができる場合があります。

当院で親知らずの治療を担当する歯科医師は、口腔外科での経験を積み、親知らずの移植手術にも対応しております。

歯を失ってしまった場合、健康な歯に負担をかけずに済む治療方法として考えられるのは、親知らずの移植かインプラント治療だけです。もちろん、すべてのケースで適応できるわけではありませんが、もし移植が可能な部位であれば、大変有効な治療方法であると言えるでしょう。

たとえ移植に成功しても、生活習慣を改善していかなければむし歯や歯周病が再発して、再び歯を失うことになりかねません。きちんとしたケアを行い、定期的に歯科医院でのメインテナンスを続けることで、移植後の歯を長く使い続けることができます。

親知らずの移植についてご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。